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おはら節は遊女の悲恋歌(2)

 投稿者:クレオパトラの夢  投稿日:2019年11月15日(金)19時56分46秒
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  「おはら祭り」が何故渋谷で? を知る前に「おは
ら節は何故作られたのか。」を考えてみます。歌
詞全部をじっくり読むと、なかなか面白いです。
「おけさ」とは遊女のこと。この「おはら節」は、
ある遊女の悲恋歌とも思えます。その視点からこ
の歌を通解してみます。

(1)桜島が燃えるように、私の心は燃えている。
(2)仲間(遊女)達の化粧水で草牟田川(甲突川)も
濁る程だ。(3・4・5)「参勤交代から帰ってきた
殿様の船が松原越しに見えたぞ。客も増える。さ
あ、働け働け。来年は良かにせを世話してあげる
からなぁ。子供みたいな巻揚の髪じゃなくて、大
人っぽくした方がいいぞ。」と女郎屋の主人は嘯
(うそぶ)いてはっぱをかけてくる。

<そんな中、この遊女は一人の青年に恋をする>

(6)雨の日は来なくていいよと言ってるのに、あ
なたはやって来る。(7)桜島に霞がかかるけど、
私は貴方に気がかかる。(8)貴方がお役目で遠く
へ行かれても、夢に会える。(9)でも、貴方は私
を抱くでもなく添い寝するだけ。(私の体は桜島
のように燃えている)(10)それでも月明かりにあ
の人は帰っていく。(11)西郷さんのように、あの
人は立派な人だ。

(12)可愛いがられて寝た夜もある。泣いて明か
した夜もある。(13)私は原良の貧乏人育ち。晴
れ着なんて着たこともない。(14)戊辰の戦で伊
達藩をやっつけた薩摩藩士は勇みよかったじゃ
ないの(15)「娘さん、手拭(てねげ)落ちました
よ」と声をかけて袖引く(ナンパする)奴もいる
んだよ。私は「持っていない手拭が落ちるわけ
ないでしょ」と言っていつも拒んでいる。(16)
浮気女を手打ちにすると威勢のよい薩摩兵児も、
泣いて謝られれば刀は抜けない意気地なし。
(そんな意気地なしとあんたも同じなの ! )
ー ー ー ー ー ー ー
女が求めているのに何故この男は抱こうとしない
のか。そんな不思議をこの後解明していきます。
(つづく)
 
 
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