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はじめまして、お便りありがとうございます。凡夫様に、かわって、ご返事して下さったのでしょうか。
ですが、起きていることはすべて正しい、良いことなのです、というのはいかがなものでしょうか。正しい、良いという価値判断抜きに、すべてがあるべくしてあると私は思います。すべての物事が因果必然の道理の通りに現れてある、ということではないでしょうか。
そのことをおそらく、すべては正しいという表現をされたのではと思っております。正しい、良いというと必ずしも穏当な表現とは言えなくなるかもしれません。
何か悪いことをしても、その結果が現れないうちはそれが心地よいことと思って過ごしてしまうかもしれません。それも正しい、良いことと思ってしまうとどうでしょう。しかし、悪業には必ず苦果がついて回ります。それは死後来世で受けることになるかもしれません。
いずれにせよ、悪いことをしたら苦しみが待っていると思わないで、なしたこと起きていることがすべて正しいこと良いことと思ってしまったら、世の中悪がはびこるのではないですか。ですから、すべてのことは良し悪しではなく、正しい間違いではなく、起きていることにはすべて原因があり、あるべくしてあるということのほうが、正確な表現と言えるのではないかと思います。
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