小著『ラジオの歴史──〈工作〉の文化と電子工業のあゆみ』は皆様に読んでいただいているようで,ありがとうございます.この本執筆については,多くの方々のご教示・ご支援をいただきました.内尾悟さん,岡部匡伸さんはじめ,この掲示板関係の皆様にもご援助をいただきました.ここに心からお礼申し上げます.
長波通信時代の無線技術者である佐伯美都留の逝去年を調べあぐねており,皆様何か手がかりになることがありましたらぜひご教示下さい.ドイツ電気学会(VDE)のハイルブロンナー博士(Dr. Friedrich Heilbronner. 小生の研究仲間です)が編纂する『電気技術者人名事典』(Lexikon der Elektrotechniker)を改訂する折に,佐伯美都留氏を採録したいという意向です.佐伯は,明治4年山形県生まれで,逓信省電気試験所勤務のあと,昭和初期に日本無線電信株式会社(KDD社・現KDDI社の淵源)の技師長をつとめ,磁気検波器の発明で知られています.佐伯が昭和6年ころには存命であったことが『電信電話学会雑誌』記事からわかりますが,没年がどうしてもわからりません,同氏ご親族・関係者ほか,情報を得たく,この掲示板皆様にお願い申し上げます.